読込テンプレートを設計する

画面の開きかた:メニュー>[設定(販売・購買)]>[基本情報]>[売上データ(Excel)読込設定]で[読込テンプレート設計]をクリック

この画面では、売上データ読込(Excel)機能を利用するにあたり、売上データの各データ項目と対応するExcelファイルの列やセルを割り当てます。なお、Excelの値に関係なく固定値をセットしたり、Excelの値に応じてセットする値を変えたりすることも可能です。
当機能の詳細については「販売・購買管理機能への取引データ読込(Excel)機能マニュアル」をご参照ください。
マニュアルを確認する

画面の見かた

確認モード

読込テンプレートの設計画面

修正モード

読込テンプレートの設計画面
項番
項目
内容
(1)
読込テンプレート設計エリア
縦に並んだ売上データのデータ項目ごとにセットする値(種類と設定値)を設定します。
(2)
[確認]ボタン
「セットする値」で「条件に応じた値」を選択した場合のみ有効となります。クリックするとセットするための条件式の設定画面が開きます。
(3)
[列情報の設定]ボタン
列情報の設定画面を開きます。
(4)
[明細部の設定]ボタン
明細部の開始・終了行を設定します。また、明細部に読込不要な行がある場合は、条件を設定することにより読み飛ばすことが可能です。このための条件を設定できます。
(5)
[修正] ボタン
クリックすると、読込テンプレートの設計が可能となります。
(6)
セットする値
データ項目ごとにセットする値を選択します。
(7)
設定値
「セットする値」で選択した種類に応じて、設定値を入力します。
(8)
[編集]ボタン
「セットする値」で「条件に応じた値」「計算した値」または「文字列の編集値」を選択した場合のみ有効となります。クリックするとそれぞれの編集画面が開きます。

操作方法

ここでは、読込テンプレートの設計方法を説明します。
読込テンプレートの設計を行う
計算式を設定する
文字列の編集値を設定する

読込テンプレートの設計を行う

1[修正]ボタンをクリックします
テンプレートの設計画面-修正ボタン赤枠
読込テンプレート設計エリアが編集可能となります。
2売上データのデータ項目ごとにセットする値を選択します
セットする値のドロップダウンが開いた画面
項目
内容
省略
値をセットせずに省略します。ただし、必須項目の場合は読込の際にエラーとなるため、必ずセットしてください。
列の値
Excelの列の値をセットします。例えば、明細が20行あるファイルを読込む場合、特定の列(例:「列D」)を指定しておくと、自動的に列Dの値が20行分読込まれます。通常は項目種類が「明細部」のデータ項目に対して使用します。
セルの値
Excelの特定のセルの値をセットします。通常は項目種類が「鑑部」又は「合計部」のデータ項目に対して使用します。「明細部」の項目に対して使用した場合、すべての明細に、同じ値(指定したセルの値)がセットされます。
固定値
Excelファイルの値に関係なく固定値をセットします。例えば、Excelファイルには「掛売上」の売上データのみが存在する場合、「掛/現金」のデータ項目には固定で「12」(掛売上)をセットするという使い方が可能です。
条件に応じた値
Excelファイルの値に応じて異なる値をセットできます。例えば、「請求時転嫁方式」が「3」(外税/請求時)だったら伝票消費税計を「0」にし、それ以外の場合は値をセットするという使い方が可能です。
条件式の編集は[編集]ボタンで行います。
計算した値
Excelファイルの数値をそのままセットせず、計算した結果をセットできます。例えば、伝票の合計金額から消費税額を求めて、その結果をセットするという使い方が可能です。
計算式の編集は[編集]ボタンで行います。
文字列の編集値
Excelファイルの値をそのままセットせず、文字列の一部のみをセットしたり、他の文字列と結合した文字列をセットしたりできます。例えば、「商品名」は最大で全角40文字の入力が可能ですが、実際の商品名が40文字を超える場合に、先頭から40文字分をセットするという使い方が可能です。
文字列の編集は[編集]ボタンで行います。
3セットする値に応じた設定値を入力します
「列の値」を選択した行で設定値欄のドロップダウンが開いた状態
項目
内容
省略
入力できません。
列の値
読込む列をリストから選択します。
セルの値
読込むセルの値を「A1形式」(例:F列の5行目の場合は「F5」)で入力します。
「R1C1形式」には対応していません。
固定値
Excelファイルの値に関係なく固定でセットする値を入力します。数値項目は数値のみ、日付項目は日付のみの入力が可能です。
条件に応じた値
条件式が設定済みの場合は「設定済」、未設定の場合は「未設定」と表示されます。ここでは直接編集できません。[編集]ボタンをクリックします。
計算した値
設定済の計算式が表示されます。ここでは直接編集できません。[編集]ボタンをクリックします。
文字列の編集値
設定済みの文字列が表示されます。ここでは直接編集できません。[編集]ボタンをクリックします。
4設計完了後[入力終了]ボタンをクリックします
OKボタンに赤枠
設計した内容が更新されます。

計算式を設定する

「セットする値」で「計算した値」を選択した場合の計算式の設定方法を説明します。
1該当行の[編集]ボタンをクリックします
[編集]ボタンに赤枠
計算式の設定画面が表示されます。
2計算式を設定します
計算式の設定画面
項目
内容
列の値
読込元のExcelファイルの列の値を計算式に使用する場合は、列を選択します。[▼]ボタンで計算式に追加します。
セルの値
読込元のExcelファイルの特定のセルの値を計算式に使用する場合は、セルの値を「A1形式」(例:F列の5行目の場合は「F5」)で入力します。[▼]ボタンで計算式に追加します。
「R1C1形式」には対応していません。
[▼]ボタン(左側)
「列の値」「セルの値」の入力値を計算式に追加します。
列の値、セルの値を入力しただけでは計算式に追加されません。入力後、必ずボタンをクリックしてください。
定数
計算式に定数を追加する場合は、値を入力します。[▼]ボタンで計算式に追加します。
[▼]ボタン(右側)
「定数」の入力値を計算式に追加します。
定数を入力しただけでは計算式に追加されません。入力後、必ずボタンをクリックしてください。
[+]ボタン
四則演算のための「+」記号を計算式に追加する場合はクリックします。
[-]ボタン
四則演算のための「-」記号を計算式に追加する場合はクリックします。
[×]ボタン
四則演算のための「×」記号を計算式に追加する場合はクリックします。
[÷]ボタン
四則演算のための「÷」記号を計算式に追加する場合はクリックします。
[(]ボタン
四則演算のための「(」を計算式に追加する場合はクリックします。
[)]ボタン
四則演算のための「)」を計算式に追加する場合はクリックします。
[最終項削除]ボタン
計算式に最後に追加した項を削除する場合にクリックします。
[すべて削除]ボタン
作成した計算式を削除する場合はクリックします。
計算式の端数処理
計算結果に端数が生じた場合の小数点以下の端数処理方法を設定します。
3設定完了後、[OK]ボタンをクリックします
 
設計した内容が更新されます。

文字列の編集値を設定する

「セットする値」で「文字列の編集値」を選択した場合の文字列の編集値の設定方法を説明します。
1該当行の[編集]ボタンをクリックします
[編集]ボタンに赤枠
文字列の編集値の設定画面が表示されます。
2文字列の編集値を設定します
文字列の編集画面
項目
内容
列の値
読込元のExcelファイルの列の値を文字列に使用する場合は、列を選択します。[▼]ボタンで計算式に追加します。
なお、取得した文字列の一部のみ使用する場合は、「部分文字列」にチェックを付け、開始文字位置と使用する文字数を入力します。
セルの値
読込元のExcelファイルの特定のセルの値を文字列に使用する場合は、セルの値を「A1形式」(例:F列の5行目の場合は「F5」)で入力します。[▼]ボタンで計算式に追加します。
なお、取得した文字列の一部のみ使用する場合は、「部分文字列」にチェックを付け、開始文字位置と使用する文字数を入力します。
「R1C1形式」には対応していません。
[▼]ボタン(左側)
「列の値」「セルの値」の入力値を文字列に追加します。
列の値、セルの値を入力しただけでは文字列に追加されません。入力後、必ずボタンをクリックしてください。
固定値
計算式に固定値を追加する場合は、値を入力します。[▼]ボタンで文字列に追加します。
[▼]ボタン(右側)
「固定値」の入力値を文字列に追加します。
固定値を入力しただけでは文字列に追加されません。入力後、必ずボタンをクリックしてください。
[最終項削除]ボタン
文字列に最後に追加した項を削除する場合にクリックします。
[すべて削除]ボタン
作成した文字列を削除する場合はクリックします。
3設定完了後、[OK]ボタンをクリックします
 
設計した内容が更新されます。
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