条件式を設定する

画面の開きかた:メニュー>[設定(販売・購買)]>[基本情報]>[売上データ(Excel)読込設定]で[読込テンプレート設計]をクリック。読込テンプレートの設計画面で「セットする値」に「条件に応じた値」を選択後に[確認]をクリック

読込テンプレートの設計画面でデータ項目にセットする値として「条件に応じた値」を選択した場合に、データ項目に値をセットするための条件を設定します。
当機能の詳細については「販売・購買管理機能への取引データ読込(Excel)機能マニュアル」をご参照ください。
マニュアルを確認する

画面の見かた

条件式の設定画面(確認モード)
項番
項目
内容
(1)
読込条件の確認エリア
登録済みの条件の一覧が表示されます。取引データの読込時には上の行の条件から順に適用されます。
(2)
[↑↓]アイコン
[↑↓]アイコンをドラッグ&ドロップすると、表示順序の並べ替えができます。
(3)
[修正]ボタン
クリックすると、登録済みの読込条件を修正できます。
(4)
[削除]ボタン
クリックすると、登録済みの読込条件を削除できます。
(5)
[登録]ボタン
クリックすると、新規に読込条件を追加できます。

操作方法

ここでは、読込条件の登録方法を説明します。
読込条件を登録する
条件式を設定する
条件該当時にセットする値を設定する
文字列の編集値を設定する
計算した値を設定する

読込条件を登録する

1[登録]ボタンをクリックします
条件式の確認画面-登録ボタン赤枠
画面下部に読込条件の登録欄が表示されます。
2読込条件を設定します
セットする値のドロップダウンが開いた画面
項目
内容
読込条件の名称
読込条件の名称を入力します(例:伝票区切に1をセットする条件)。
条件式1~条件式3
1つの読込条件は「もし××だったら」という「条件式」と「△△をセットする」という「読込む値」から構成されます。ここでは「条件式」を登録します。 1つの読込条件の中で条件式は最大3つ組み合わせて使用することが可能です。
条件式の詳細は「条件式を設定する」を参照してください。
条件式の関係
複数の条件式を設定した際に条件式同士の関係を選択します。「すべての条件に合致(AND)」を選択すると「もし××、かつ○○、かつ★★だったら」という条件式を、「いずれかの条件に合致(OR)」を選択すると「もし××、または○○、または★★だったら」という条件式をそれぞれ作成できます。
条件該当時にセットする値
条件式に該当した場合に読込む値を設定します。 詳細は「条件該当時にセットする値を設定する」を参照してください。

条件式を設定する

読込条件のうち「もし××だったら」にあたる条件式を設定します。条件式はさらに「比較元」が「比較先」と比べて「どのような状態か(大きいか、等しいか、小さいか)」と分解されます。つまり「もし比較元=比較先だったら」という形式です。
「比較元」「比較先」「どのような状態か」を順に設定します。
11行目の「比較元」を設定します
条件式の1行目のドロップダウンリストが開いた状態
「比較元」には「列の値」「セルの値」のいずれかを選択できます。選択に応じた値を設定します。
項目
内容
列の値
読込元のExcelファイルの列の値を指定する場合は併せて列を選択します。
セルの値
読込元のExcelファイルの特定のセルの値を指定する場合は、併せてセルの値を「A1形式」(例:F列の5行目の場合は「F5」)で入力します。
「R1C1形式」には対応していません。
22行目の「比較先」を設定します
「比較先」には「列の値」「セルの値」「固定値」「文字列の編集値」のいずれかを選択できます。選択に応じて値を設定します。
条件式の2行目のドロップダウンリストが開いた状態
項目
内容
列の値
読込元のExcelファイルの列の値を指定する場合は、併せて列を選択します。
セルの値
読込元のExcelファイルの特定のセルの値を指定する場合は、併せてセルの値を「A1形式」(例:F列の5行目の場合は「F5」)で入力します。
「R1C1形式」には対応していません。
固定値
Excelファイルの値に関係ない固定値を指定する場合はその値を入力します。
文字列の編集値
Excelファイルの値をそのまま指定せず、文字列の一部のみ、または他の文字列と結合した文字列を指定する場合に選択します。[編集]ボタンで文字列の編集値を指定します。
詳細は「文字列の編集値を設定する」を参照してください。
33行目の「どのような状態か」を設定します。
「比較元」と「比較先」の大小関係を設定します。
条件式の3行目のドロップダウンリストが開いた状態
次の選択肢から選択します。
選択肢
と等しい
と等しくない
以上
以下
より大きい
より小さい

条件該当時にセットする値を設定する

条件式に合致した場合に読込む値を設定します。
条件該当時にセットする値のドロップダウンリストが開いた状態
項目
内容
列の値
読込元のExcelファイルの列の値をセットする場合は、併せて列を選択します。
固定値
Excelファイルの値に関係ない固定値をセットする場合はその値を入力します。
計算した値
Excelファイルの数値をそのままセットせず、計算した結果をセットできます。例えば、伝票の合計金額から消費税額を求めて、その結果をセットするという使い方が可能です。計算式の編集は[編集]ボタンで行います。
詳細は「計算した値を設定する」を参照してください。
文字列の編集値
Excelファイルの値をそのままセットせず、文字列の一部のみをセットしたり、他の文字列と結合した文字列をセットしたりできます。例えば、「商品名」は最大で全角40文字の入力が可能ですが、実際の商品名が40文字を超える場合に、先頭から40文字分をセットするという使い方が可能です。[編集]ボタンで文字列の編集値を指定します。
詳細は「文字列の編集値を設定する」を参照してください。
省略
値をセットせずに省略します。

文字列の編集値を設定する

「条件式」または「条件該当時にセットする値」で「文字列の編集値」を選択した場合の文字列の編集値の設定方法を説明します。
1[編集]ボタンをクリックします
[編集]ボタンに赤枠
文字列の編集値の設定画面が表示されます。
2文字列の編集値を設定します
文字列の編集画面
                     
項目
内容
列の値
読込元のExcelファイルの列の値を文字列に使用する場合は、列を選択します。[▼]ボタンで文字列に追加します。
なお、取得した文字列の一部のみ使用する場合は、「部分文字列」にチェックを付け、開始文字位置と使用する文字数を入力します。
セルの値
読込元のExcelファイルの特定のセルの値を文字列に使用する場合は、セルの値を「A1形式」(例:F列の5行目の場合は「F5」)で入力します。[▼]ボタンで文字列に追加します。
なお、取得した文字列の一部のみ使用する場合は、「部分文字列」にチェックを付け、開始文字位置と使用する文字数を入力します。
「R1C1形式」には対応していません。
[▼]ボタン(左側)
「列の値」「セルの値」の入力値を文字列に追加します。
列の値、セルの値を入力しただけでは文字列に追加されません。入力後、必ずボタンをクリックしてください。
固定値
計算式に固定値を追加する場合は、値を入力します。[▼]ボタンで文字列に追加します。
[▼]ボタン(右側)
「固定値」の入力値を文字列に追加します。
固定値を入力しただけでは文字列に追加されません。入力後、必ずボタンをクリックしてください。
[最終項削除]ボタン
文字列に最後に追加した項を削除する場合にクリックします。
[すべて削除]ボタン
作成した文字列を削除する場合はクリックします。
3設定完了後、[OK]ボタンをクリックします
 
設計した内容が更新されます。

計算式を設定する

「条件該当時にセットする値」で「計算した値」を選択した場合の計算式の設定方法を説明します。
1[編集]ボタンをクリックします
[編集]ボタンに赤枠
計算式の設定画面が表示されます。
2計算式を設定します
計算式の設定画面
項目
内容
列の値
読込元のExcelファイルの列の値を計算式に使用する場合は、列を選択します。[▼]ボタンで計算式に追加します。
セルの値
読込元のExcelファイルの特定のセルの値を計算式に使用する場合は、セルの値を「A1形式」(例:F列の5行目の場合は「F5」)で入力します。[▼]ボタンで計算式に追加します。
「R1C1形式」には対応していません。
[▼]ボタン(左側)
「列の値」「セルの値」の入力値を計算式に追加します。
列の値、セルの値を入力しただけでは計算式に追加されません。入力後、必ずボタンをクリックしてください。
定数
計算式に定数を追加する場合は、値を入力します。[▼]ボタンで計算式に追加します。
[▼]ボタン(右側)
「定数」の入力値を計算式に追加します。
定数を入力しただけでは計算式に追加されません。入力後、必ずボタンをクリックしてください。
[+]ボタン
四則演算のための「+」記号を計算式に追加する場合はクリックします。
[-]ボタン
四則演算のための「-」記号を計算式に追加する場合はクリックします。
[×]ボタン
四則演算のための「×」記号を計算式に追加する場合はクリックします。
[÷]ボタン
四則演算のための「÷」記号を計算式に追加する場合はクリックします。
[(]ボタン
四則演算のための「(」を計算式に追加する場合はクリックします。
[)]ボタン
四則演算のための「)」を計算式に追加する場合はクリックします。
[最終項削除]ボタン
計算式に最後に追加した項を削除する場合にクリックします。
[すべて削除]ボタン
作成した計算式を削除する場合はクリックします。
計算式の端数処理
計算結果に端数が生じた場合の小数点以下の端数処理方法を設定します。
3設定完了後、[OK]ボタンをクリックします
 
設計した内容が更新されます。
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