伝票(5伝票型)から入力する

画面の開きかた:メニュー>[財務会計]>[取引の入力]>[伝票(5伝票型)]
[伝票(5伝票型)]画面を開く

この画面では、単純仕訳を表形式で連続入力できます。

画面の見かた

[伝票(5伝票型)]画面
項番 項目 内容
(1) 確認エリア 月次更新未了の単純仕訳が表示されます。複合仕訳は表示されません。
(2) 付箋アイコン クリックすると、[付箋]画面が表示されます。
付箋を貼り付けると、付箋アイコンが青色で表示されます。付箋にメモを入力しておくこともできます。付箋をはがすには[付箋]画面で[はがす]ボタンをクリックします。
(3) 証憑アイコン 証憑が貼付されている仕訳に表示されます。
クリックすると、貼付された証憑を確認できます。
(4) [訂正]ボタン 仕訳を訂正する場合にクリックします。
(5) [削除]ボタン 仕訳を削除する場合にクリックします。
(6) 仕訳入力行 新しく仕訳を入力します。
仕訳入力行が表示されていない場合は、(12)をクリックします。
(7) [OK]ボタン 入力した仕訳を追加します。
(8) [キャンセル]ボタン 仕訳の追加をキャンセルします。
(9) [仕訳辞書]ボタン 仕訳辞書を呼び出します。
クリックすると、単純仕訳形式で登録した仕訳辞書が表示されます。
(10) [過去仕訳コピー]ボタン 過去の仕訳の内容をコピーします。
クリックすると、仕訳帳が表示されます。なお、単純仕訳形式の仕訳をコピーできます。
(11) [直前複写]ボタン 直前に追加した仕訳の内容をコピーします。
(12) [仕訳を追加]ボタン 仕訳を追加入力します。
クリックすると、仕訳入力行が追加されます。

操作方法

ここでは、仕訳を入力・訂正・削除する方法などを説明します。

仕訳を入力する

仕訳の入力には、以下の4つの方法があります。

仕訳を新規で直接入力する

仕訳を新規で直接入力する方法を説明します。

仕訳を仕訳辞書から呼び出して入力する

仕訳を仕訳辞書から呼び出して入力する方法を説明します。

直前の仕訳内容をコピーして仕訳を入力する

直前に追加した仕訳の内容をコピーして、仕訳を入力する方法を説明します。

過去の仕訳内容をコピーして仕訳を入力する

過去に追加した仕訳の内容をコピーして、仕訳を入力する方法を説明します。

仕訳を訂正する

入力済みの仕訳を訂正する方法を説明します。

仕訳を削除する

入力済みの仕訳を削除する方法を説明します。

証憑を貼付する

証憑のスキャンまたはファイルから読込んだ証憑を仕訳に貼り付けることができます。

証憑保存機能を利用する場合の「証憑番号」

証憑保存機能を利用する場合は、仕訳の[証憑番号]を入力しないでください。電子帳簿保存法の要件を満たせないおそれがあります。
証憑保存機能では、証憑データを読込んだ際に証憑番号を自動付番します。仕訳に証憑番号を入力すると、証憑保存機能の証憑データの証憑番号と一致しなくなってしまいます。
なお、電子帳簿保存法では、スキャナ保存している国税関係書類と、これに関連する国税関係帳簿の記録事項との間で相互に関係性を確認できるようにすることが規定されています(電子帳簿保存法施行規則第3条第5号第5項)。

  • 仕訳を入力し、[OK]ボタンをクリックします

    [登録(スキャン)]画面が表示されます。

  • [スキャン]ボタンまたは[ファイル読込]ボタンをクリックします

    • [スキャン]:証憑を貼付する場合にクリックします。
    • [ファイル読込]:あらかじめスキャンした証憑を読込む場合にクリックします。

    [フォルダ選択]画面が表示されます。

  • 該当するフォルダをクリックして、[選択終了]ボタンをクリックします

    • [スキャン]を選択した場合は、スキャンが開始されます。
    • [ファイル読込]を選択した場合は、エクスプローラが表示されます。読込みたい証憑を選択して、[開く]ボタンをクリックします。
    [フォルダ選択]に目的の[フォルダ名]が表示されない場合

    [フォルダ選択]画面には、証憑保存機能の[フォルダのアクセス権]画面で[保存]の権限を設定した[フォルダ名]のみが表示されます。
    権限を設定していなかったり、権限が[閲覧のみ(全書類)]になっていたりする[フォルダ名]は表示されません。

  • スキャン結果が表示されたら、画像が正常にスキャンできていることを確認します

    必要に応じて、[取引内容入力]をクリックして取引内容を修正します。

  • [保存]ボタンをクリックします

    [保存します。よろしいですか?]と表示されます。

  • [はい]ボタンをクリックします

    証憑がTKCデータセンターに保存され、証憑保存機能クライアントツールが終了します。
    仕訳の証憑番号が未入力の場合は、証憑データに自動付番された証憑番号が仕訳に登録されます。

取引先を新規登録する

取引先を新規に登録できます。

  • [取引先名]のセルをクリックします

    取引先のリストが表示されます。
  • リストの右上の[+]をクリックします

    取引先の新規登録画面が表示されます。

  • 各項目を入力します

      ⇒マニュアルを確認する

    仕訳の入力画面では、取引先を選択する際に、取引先名、フリガナ、電話番号で絞り込みできます。
    今後も取引がある場合は、仕訳の入力が簡単になるため、これらの項目を入力しておくことをおすすめします。

  • [OK]ボタンをクリックします

エラー内容と対処方法

ここでは、仕訳の入力時、および追加時に発生するエラーについて説明します。
エラーが発生した場合は、対処方法と原因を確認してください。

エラー内容 対処方法 原因
[借方(貸方)科目が入力されていません]と表示される。 借方または貸方の[勘定科目]を入力してください。 借方科目または貸方科目が入力されていません。
[勘定科目が取引先別管理されていますが、取引先コードが入力されていません]と表示される。 [取引先名]を選択してください。 取引先別に管理されている勘定科目で、取引先が選択されていません。
[補助コードが入力されていないか、誤った補助コードが入力されています]と表示される。 [口座名]を選択してください。 口座別管理されている勘定科目で、口座が選択されていません。
[課税区分が入力されていません]と表示される。 [税](課税区分)を入力してください。 勘定科目が入力済みですが、課税区分が入力されていません。
[事業区分が入力されていません]と表示される。 [業](事業区分)を入力してください。 課税区分で[1][11]が選択されていて、取引年月日が事業区分の適用期間内ですが、事業区分が入力されていません。
[税率が入力されていません]と表示される。 [税率]を入力してください。 課税区分で課税の項目が選択されていますが、税率が入力されていません。
[課税区分、借方科目及び貸方科目の組合せが正しくありません。課税区分又は勘定科目を見直してください]と表示される。 課税区分または勘定科目を入力し直してください。 課税区分と勘定科目の組み合わせが正しくありません。
[実際の仕入れ年月日が入力されていません]と表示される。 [実際の仕入れ年月日]を入力してください。 以下の条件に当てはまりますが、実際の仕入れ年月日が入力されていません。
  • 消費税情報の設定で、仕入れ日入力区分を5~8、または5~78まで入力する設定にしている
  • 課税区分で5~8、または5~78を選択している
  • 仕入れ日入力パターンで[省略]以外を選択している
[前期以前の「実際の仕入れ年月日」は入力できません]と表示される。 [実際の仕入れ年月日]に、該当取引年月日が属する期以降の仕入れ年月日を入力してください。 当該取引年月日が属する期の、前の期以前の月日が入力されています。
[当期分の仕入れのみ計上してください(次期分は前払計上します)]と表示される。 [実際の仕入れ年月日]に、当期の仕入れ年月日を入力してください。 当該取引年月日が属する課税期間より、先の月日が入力されています。
[実際の仕入れ年月日の期間指定に誤りがあります]と表示される。 [実際の仕入れ年月日]は、「開始年月日>終了年月日」、または「開始年月>終了年月」となるように正しく指定してください。 開始年月日と終了年月日に矛盾があります。
[消費税が発生する取引であるにもかかわらず、取引金額が0円です]と表示される。 [取引金額]に金額を入力してください。 課税なし取引で、課税区分に課税の項目を選択した場合は、金額を0円にできません。
[収支区分が入力されていません]
または
[内訳区分が入力されていないか、誤った内訳区分が入力されています]と表示される。
収支区分または内訳区分を選択してください。 以下の条件に当てはまりますが、[収支区分]または[内訳区分]が選択されていません。
利用機能範囲の設定で[資金管理機能]を[利用する]に設定している
借方科目と貸方科目に入力した勘定科目のうち、資金科目と資金外科目がそれぞれ1つ以上ある。
[以下の項目が空欄です。
消費税の仕入税額控除を受けるための記帳要件を満たしていない可能性があります(消費税法第30条)。
  • 取引先名(仕入先の氏名又は名称)
  • 実際の仕入れ年月日
  • 元帳摘要(仕入れ資産等の総称)
このまま更新処理を続行しますか?]
と表示される。
[続行]をクリックすると、空欄のまま更新の処理に進みます。
[中止]をクリックすると、更新の処理がキャンセルされます。
[取引入力時の仕入税額控除要件チェック]で[する]を選択し、課税区分で5~78を選択していますが、必要な項目が空欄です。
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