仕訳を訂正する・削除する
ここでは、作成した仕訳を訂正・削除する方法を説明します。
仕訳を訂正・削除する
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仕訳帳または総勘定元帳を開きます
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訂正・削除する仕訳の行をダブルクリックします
[伝票(1伝票型)]画面または[複合仕訳]画面が表示されます。
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[訂正]または[削除]ボタンをクリックして、仕訳を訂正・削除します
仕訳の入力方法については、それぞれ以下を参照してください。
⇒[伝票(1伝票型)]画面のマニュアルを確認する
⇒[複合仕訳]画面のマニュアルを確認する
仕訳の訂正・削除の注意点
仕訳を訂正・削除する際には、いくつかの注意点があります。
訂正・削除できない仕訳
以下のいずれかに当てはまる仕訳は訂正・削除できません。
- 前期以前の仕訳(ただし、当月が期首月の場合の前期決算月は除く)
- 訂正前仕訳
- 削除前仕訳
- 削除のためのマイナス仕訳
- 移行前のシステムで9111、9611、3331、3334を使用して入力した仕訳
- 監査対象月の仕訳(月次巡回監査メニューの[関与先の仕訳入力禁止]でチェックを付けている場合)
- 月次巡回監査メニューで指摘された仕訳
また、他のシステムから連携した仕訳の場合は、入力元のシステムにより以下の制限があります。
なお、FX2等から移行した場合は、移行元で連携した仕訳も同様の制限となります。
入力元のシステム | 訂正 | 過去訂正 | 削除 | 過去削除 |
---|---|---|---|---|
法人決算申告システム(TPS1000) | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 |
個人決算申告システム(TPS2000) | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 |
戦略給与情報システム(PX) | 可 | 可 | 可 | 可 |
戦略販売購買情報システム(SX) | 可 | 不可 | 不可 | 不可 |
減価償却情報システム(A-FILE) | 可 | 不可 | 不可 | 不可 |
FMS | 可 | 不可 | 不可 | 不可 |
かんたん請求、FX2用かんたん請求 | 可 | 不可 | 不可 | 不可 |
あんしん給与、FX2用あんしん給与 | 可 | 可 | 可 | 可 |
マイナス仕訳と訂正後の仕訳
仕訳の訂正は、「そのまま訂正する場合」と、「マイナス仕訳と訂正後の仕訳の2つを入力する場合」があります。
マイナス仕訳と訂正後の仕訳の違いは、以下のとおりです。
マイナス仕訳
マイナス仕訳は、取引年月日、伝票番号、元帳摘要のみが入力できます。
ただし、元帳変更などのマスター情報の変更により入力必須項目が追加となった場合は、該当する項目が入力できるようになります。
マイナス仕訳で入力できる取引年月日は以下のとおりです。
- 訂正前の仕訳と同じ事業年度の日付
- 訂正前の仕訳以降の日付
訂正後の仕訳
取引年月日はマイナス仕訳と同日となり、変更できません。
その他の入力制御は「そのまま訂正する場合」と同じです。