計上対象のデータを選択する(証憑保存機能)
画面の開きかた:メニュー>[財務会計]>[仕訳データの読込]>[証憑からの仕訳計上]で[データ確認]をクリック
この画面では、証憑保存機能から受信したデータのうち、計上するデータを選択できます。
受信データの処理
[計上対象仕訳一覧]画面に表示されている仕訳は、以下の自動処理が行われています。
- 仕訳ルールの適用:
過去に同じ種類の仕訳を読込んでいる場合に、前回登録した仕訳ルールが適用されます。
仕訳ルールについては、以下を参照してください。
⇒マニュアルを確認する - 計上対象外ルールの適用:
計上対象外の仕訳を選別する仕訳ルールがある場合は、該当する仕訳を計上対象外として処理します。
画面の見かた
![[受信データ一覧]画面](./media/1/fxmnscan-tdstransaction_details_img_001.png)
項番 | 項目 | 内容 |
---|---|---|
(1) | フォルダ | 現在選択しているフォルダが表示されます。 |
(2) | 確認エリア | 受信したデータが表示されます。 計上対象のチェックを外したデータは、グレーで表示されます。 |
(3) | 証憑アイコン | クリックすると、受信した証憑のデータが別のウィンドウで表示されます。データテーブルのカーソルを移動すると、選択した行の証憑のデータが表示されます。 |
(4) | [計上対象データの確定]ボタン | クリックすると、[計上対象仕訳一覧]画面が表示されます。 計上対象にした仕訳を補正できます。 ⇒マニュアルを確認する |
操作方法
-
計上対象とする受信データの[計上対象]にチェックを付けます
[計上対象]のチェックを外した場合に、計上対象外の仕訳ルールがないときは、[計上対象外の仕訳ルールを作成する]のチェックボックスが表示されます。チェックを付けると、計上対象外とする条件を指定できます。
-
[計上対象データの確定]ボタンをクリックします
[計上対象仕訳一覧]画面が表示されます。
⇒マニュアルを確認する計上対象外(チェックが外れている)のデータが1件でもある場合は、以下の確認メッセージが表示されます。
計上対象外として確定したデータを再度計上対象とすることはできませんのでご注意ください。
なお、計上対象とするデータがない場合は、[証憑からの仕訳計上]画面に戻ります。
受信できない証憑がある場合
証憑保存機能に保存されていても、受信されない証憑がある場合は、以下の原因が考えられます。
証憑保存機能で自身がスキャンした画像のみを参照できる権限を付与している場合
証憑保存機能の[フォルダのアクセス権]メニューで[フォルダ]の参照権限は付与していても、自身がスキャンした画像のみを参照可能と設定している場合は、他のユーザがスキャンした証憑は受信対象外となります。すべての画像の参照を可能にして問題ない場合は、[フォルダのアクセス権]メニューで再設定してください。
対象の証憑がすでに仕訳に貼付済みの場合
仕訳後スキャン方式により、対象の証憑がすでに仕訳に貼付済みの場合は、仕訳の二重計上を防止するために[受信データ一覧]画面に該当の仕訳は表示されません。仕訳帳などのメニューで該当する仕訳がないか確認してください。