仕訳ルールを確認・登録する(証憑保存機能)
画面の開きかた:メニュー>[財務会計]>[仕訳データの読込]>[証憑からの仕訳計上]>[仕訳ルールの確認]をクリック
⇒[仕訳ルール一覧]画面を開く
この画面では、計上対象の仕訳に適用する仕訳ルールを確認・登録できます。
仕訳ルールとは
仕訳ルールとは、仕訳の補正内容を登録し、次回以降同じ種類の仕訳を受信した際に、登録内容で自動補正する機能です。
条件には、[書類の取引先]を指定します。
条件が一致した受信データに、ルールに登録した仕訳内容を適用します。

画面の見かた
![[仕訳ルール一覧]画面](./media/1/fxmnscan-journal_dictionary_tds_img_001.png)
項番 | 項目 | 内容 |
---|---|---|
(1) | 検索エリア | 仕訳ルールを検索します。 |
(2) | 表示順 | 仕訳ルール一覧での仕訳ルールの表示順を切り替えます。 |
(3) | 仕訳ルール一覧 | 仕訳ルールが表示されます。 |
(4) | 修正 | 仕訳ルールを修正する場合にクリックします。 |
(5) | 削除 | 仕訳ルールを削除する場合にクリックします。 |
(6) | [登録]ボタン | クリックすると、仕訳ルールの登録モードになります。 仕訳ルールを新規に登録します。 |
(7) | アイコン | 勘定科目コードを表示するかどうかを設定します。 |
操作方法
ここでは、仕訳ルールを登録・修正・削除する方法を説明します。
仕訳ルールを登録する
新規に仕訳ルールを登録する方法を説明します。
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[登録]ボタンをクリックします
仕訳ルールの登録モードになります。
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仕訳ルールの適用条件などを入力します
項目 内容 証憑の種類 受信対象の証憑の種類を選択します。 書類の取引先 書類の取引先を入力し、検索時の条件を選択します。書類の取引先が空欄の場合は、[と完全に一致]のみ選択できます。 条件該当時の取り扱い 条件に一致した仕訳の取り扱い方法を選択します。 - [以下の仕訳を初期表示する]:条件に一致した仕訳が初期表示されます。
- [計上対象外とする]:条件に一致した仕訳を計上対象外にします。
条件設定のポイント条件に設定できる選択肢は、以下の4つです。
- [と完全に一致]:
登録された文字列と完全に一致する場合に、仕訳ルールが適用されます。毎回必ず同じ[書類の取引先]の場合は、最も確実に仕訳ルールを適用できます。 - [を含む]:
受信データの[書類の取引先]の中に、登録された文字列が含まれる場合に、仕訳ルールが適用されます。文字列の途中に特定のキーワード(店名、支店名など)を含む場合に有効利用できます。
例えば、「(株)PJサプライ 鹿沼店」のように利用者に「株式会社」や「(株)」など会社表記に揺れが生じる場合に有効利用できます。この場合、ルール化する文字列を「PJサプライ」とし、この文字列「を含む」と設定すれば、[書類の取引先]に「PJサプライ」を含むすべての受信データにルールを適用できます。 - [で始まる]:
受信データの[書類の取引先]が、登録された文字列で始まる場合に、仕訳ルールが適用されます。毎回[書類の取引先]が異なるが、先頭部分は変更がない場合に有効利用できます。
例えば、「(株)PJサプライ 鹿沼店」のように複数の店舗を有する小売店で購入するような場合で、かつ先頭部分は変更がない場合は、「(株)PJサプライ」「で始まる」と設定します。別店舗のデータに対しても仕訳ルールを適用できるようになります。 - [で終わる]:
受信データの[書類の取引先]が、登録された文字列で終わる場合に、仕訳ルールが適用されます。毎回[書類の取引先]が異なるが、後半部分は変更がない場合に有効利用できます。
例えば、「掃除のお店 PJサプライ」のような[書類の取引先]の場合は、「PJサプライ」「で終わる」と設定します。ルール化する文字列を「PJサプライ」とし、この文字列「で終わる」とすることで仕訳ルールをを適用できるようになります。
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借方および貸方の、[勘定科目名]、[口座名]、[税]、[業]を入力します
項目 内容 勘定科目名、口座名 勘定(口座)科目を入力します。 税 課税区分を入力します。 業 事業区分を入力します。 税率と取引金額は、証憑保存機能から連携した内容を表示するため、入力できません。
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[実際の仕入れ年月日]、[取引先名]、[元帳摘要]、[収支区分]を入力します
項目 内容 実際の仕入れ年月日 仕入れ日の入力パターンを選択します。
取引先名(仕入先の氏名又は名称) 取引先名を入力します。
名称または電話番号を入力すると、部分一致する取引先がリストに表示されます。
- リストの右上の[+]をクリックすると、取引先の基本情報や連絡先を登録できます。今後も取引が発生する取引先を登録しておくと、仕訳がかんたんに入力できます。
- 今後取引が発生しない取引先を入力する場合は、[(随時入力)]を選択します。取引先を登録せずに仕訳が入力できます。
元帳摘要(仕入れ資産等の総称) 摘要を入力します。
選択した貸借科目と取引先が合致する過去仕訳の元帳摘要が、リストに表示されます。収支区分 収支区分と内訳区分を選択します。 -
[OK]ボタンをクリックします
仕訳ルールを修正する
登録済みの仕訳ルールを修正する方法を説明します。
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修正する仕訳ルールの行をダブルクリックするか、[修正]をクリックします
[▼]をクリックすると[修正]が表示されます。仕訳ルールの修正モードになります。
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仕訳ルールの内容を修正します
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[OK]ボタンをクリックします
仕訳ルールを削除する
登録済みの仕訳ルールを削除する方法を説明します。
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修正する仕訳ルールの[削除]をクリックします
[▼]をクリックすると[削除]が表示されます。[削除します。よろしいですか?]と表示されます。
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[はい]ボタンをクリックします