計上対象のデータを選択する(銀行信販データ)

画面の開きかた:メニュー>[財務会計]>[仕訳データの読込]>[銀行信販データ受信]で[データ確認]をクリック

この画面では、受信した銀行信販データのうち、計上するデータを選択できます。
自動判定機能により計上対象のデータが判定されますが、判定結果に問題がないか確認してください。

受信データの処理

[計上対象仕訳一覧]画面に表示されている仕訳は、以下の自動処理が行われています。

次の条件をすべて満たす場合に限り、FinTechサービス上の制限により、FXクラウドシリーズに一部の取引データを受信できません。
なお、取引の請求月の違いにより、受信結果が次のとおり異なります。
  • 請求月が同じ場合
    【受信日時:4/20 9:00】の取引データの受信では、1)の取引データと、2)の取引データを正しく受信します。
    しかし、【受信日時:4/20 15:00】の取引データの受信で、ウェブサイトに後から反映される明細が、以前から表示されている明細の上、下、または間に不規則に表示されるケースがあるため、2)の取引データを受信できず、3)の取引データ(【受信日時:4/20 9:00】に受信した2)と同一取引データ)を重複して受信してしまいます。
     【受信日時:4/20 9:00】
      1)3/10 ETC利用(○○~△△) 2,000円 請求月4月
      2)3/10 ETC利用(△△~○○) 2,000円 請求月4月

     【受信日時:4/20 15:00】
      1)3/10 ETC利用(○○~△△) 2,000円 請求月4月
      2)3/10 ETC利用(□□~××) 2,000円 請求月4月 →受信できない
      3)3/10 ETC利用(△△~○○) 2,000円 請求月4月 →重複して受信

  • 請求月が異なる場合
      次の場合は2)の取引データを受信できません。
      1)4/10 ABCスーパー      2,000円 請求月5月
      2)4/10 ETC利用(○○~△△) 2,000円 請求月6月 →受信できない
      3)4/10 ETC利用(△△~○○) 2,000円 請求月6月

  • FXクラウドシリーズでは、請求確定後に送付されてくる利用明細と仕訳のチェックを行う機能を搭載しています。当機能をご利用いただくことにより、上記1に該当する取引データが存在する場合であっても仕訳の計上漏れを防止できますので、是非ご利用ください。
     なお、当機能は「銀行信販データ受信」メニューの右上にある[カード明細チェック]ボタンからご利用いただけます。

    画面の見かた

    [受信データ一覧]画面
    項番 項目 内容
    (1) 口座名 現在選択している口座名が表示されます。
    (2) 計上済の仕訳を表示 すでに本システムで計上済みの仕訳も表示する場合にチェックを付けます。
    (3) 確認エリア 受信したデータが表示されます。
    入力済みと判定された仕訳は、グレーで表示されます。
    [計上対象]にチェックを付けると、各行の[仕訳計上後残高]が再計算されます。
    (4) IB等の残高 選択している金融機関が、銀行または電子マネーの場合に表示されます。
    最後にデータを受信した時点の残高が表示されます。
    (5) 帳簿の仮残高 チェックを付けた仕訳を計上した場合の、本システム上の残高が表示されます。
    (6) 差額 (4)と(5)の差額が表示されます。
    [差額]は本来0円になります。ただし、小切手を振り出した場合や、金融機関の営業時間外に現金預入や現金引出を行った場合など、差額が0円にならないケースもあります。仕訳を選別する際の参考情報としてご活用ください。
    (7) [計上対象データの確定]ボタン クリックすると、[計上対象仕訳一覧]画面が表示されます。
    計上対象にした仕訳を補正できます。
    マニュアルを確認する

    操作方法

    自動判定機能が正しく機能しない場合

    以下のような場合には、自動判定処理が正しく機能しません。該当する仕訳は、目で確認し、選別してください。

    複数の取引先から同日に同額の入金がある場合

    自動判定するための項目に「取引先」は含まれません。そのため、上記の場合は仕訳が未入力であっても、「入力済」と判定されます。例えば、会費を集金するようなときに、注意が必要です。

    起票日と、銀行が入出金を処理する年月日が不一致の場合

    「日付」の一致を条件として自動判定しているため、上記の場合は、仕訳が入力済みであっても、「未入力」と判定されます。
    例えば、以下のようなケースに注意が必要です。

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