当期決算の先行き管理を確認する
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この画面では、当期末の予測値を確認できます。
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画面の見かた
![[当期決算の先行き管理]画面](./media/1/fxmnbizfrcst-businessforcast_mis_img_001.png)
項番 | 項目 | 内容 |
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(1) | 表示期間 | 表示期間を選択します。 |
(2) | 売上比/分配率 | 構成比の表示方法を選択します。[変動損益]を表示している場合に表示されます。
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(3) | 予測方法 | 予測方法を選択します。表示しているタブによって、選択できる項目が異なります。 [変動損益]を選択している場合
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(4) | 確認エリア | 実績や予測値などが表示されます。 以下の形式で表示できます。
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(5) | [業績予測値を入力]ボタン | クリックすると、業績予測値の入力画面が表示されます。 (3)で[業績予測値を入力する]を選択した場合に表示されます。 ⇒マニュアルを確認する |
(6) | [変動損益計算書]ボタン | [変動損益計算書]ボタンは、[変動損益計算書]画面で[業績評価]ボタンをクリック後、 [当期末の着地点予測]ボタンで当画面を開いた場合に表示されます。 クリックすると、[変動損益計算書]画面に戻ります。 |
(7) | [金額を入力]ボタン | クリックすると、(4)に数値を入力できるようになります。 (3)で[着地点(目標売上高、目標経常利益)を入力する]または[実額で入力する]を選択した場合に表示されます。 |
操作方法
それぞれの予測結果を確認する方法を説明します。
変動損益の予測結果を確認する
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[変動損益]をクリックします
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構成比の表示方法と、予測方法を選択します
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選択した予測方法に応じて、以下の操作を行います
予測方法 操作方法 着地点(目標売上高、目標経常利益)を入力する [金額を入力]ボタンをクリックして、[③当期決算(実額)(①+②)]の純売上高、経常利益を入力します。 期末の前年比を当月と同一とする 予測結果が自動的に計算されます。 業績予測値を入力する [業績予測値を入力]ボタンをクリックして、予測値を入力します。
予測値の入力方法については以下を参照してください。
⇒マニュアルを確認する継続MASで作成した計画を用いる 予測結果が自動的に計算されます。 実額で入力する [金額を入力]ボタンをクリックして、[②予測(実額)]を入力します。 -
予測結果を確認します
特に、以下の数値を確認してください。項目 内容 固定費要圧縮額 当期末予測経常利益を下回る場合は、「固定費要圧縮額」を自動計算します。
「固定費要圧縮額」は、当期末までに目標経常利益を確保するために必要な経費などの圧縮額を表しています。戦略予備費 当期末予測経常利益が目標経常利益を超える場合は、「戦略予備費」を自動計算します。
「戦略予備費」は、今後の社長の意思決定により戦略的に活用できる予備費を表しています。[期末の前年比を当月と同一とする]の計算方法[予測方法]で[期末の前年比を当月と同一とする]を選択した場合の、各項目の計算方法は以下のとおりです。
- 売上高、仕入高、他の変動費:
予測する期間の前期同期間の実績×(当期実績÷前年同期実績) - 期首棚卸高:
「①実績」の期末棚卸高 - 期末棚卸高:
限界利益を「売上高×当月までの限界利益率」で計算し、次の算式で算定します。
(期首棚卸高+仕入高+他の変動費)-(売上高-限界利益) - 人件費、他の固定費、設備費:
予測する期間の前期同期間の実績×(当期実績÷前年同期実績)
- 売上高、仕入高、他の変動費:
資産の予測結果を確認する
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[資産]をクリックします
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予測方法を選択します
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選択した予測方法に応じて、以下の操作を行います
予測方法 操作方法 自動で計算する 予測結果が自動的に計算されます。 実額で入力する [金額を入力]ボタンをクリックして、[②増減(実額)]を入力します。 -
予測結果を確認します
特に、以下の数値を確認してください。項目 内容 現金預金 資産合計額と負債・純資産の合計額との差額は、現金預金で調整されます。
当期末の現金預金がマイナスとなっている場合は、資金ショートを起こすことなく現預金残高がプラスを維持できる予測結果が出るまで何度も対策を検討することが必要です。より詳細な予測や対策検討は、会計事務所向けの「継続MASシステム」で行います。詳細は会計事務所にご相談ください。売上債権と棚卸資産は、当期末予測売上高と前期末の回転日数で自動計算するとともに、変動損益計算書で予測した税引前当期利益を「剰余金」に加え、当期決算額を予測します。
負債・純資産の予測結果を確認する
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[負債・純資産]をクリックします
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予測方法を選択します
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選択した予測方法に応じて、以下の操作を行います
予測方法 操作方法 自動で計算する 予測結果が自動的に計算されます。 実額で入力する [金額を入力]ボタンをクリックして、[②増減(実額)]を入力します。 -
予測結果をを確認します
買入債務と割引手形は、当期末予測仕入高と前期末の回転日数で自動計算します。